小規模事業者持続化補助金の第5次応募は既報の通り
ですが、申請により補助額が最大100万円~200万円と開きがあります、
最大200万円が補助される申請とはどんなものでしょうか?
要件1 小規模事業者であること
これは、そもそもの小規模事業者持続化補助金の要件ですね、
小規模事業者(詳細は公募要領のご確認を)
業種 | 従業員数 |
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 20人以下 |
製造業その他 | 20人以下 |
要件2 サプライチェーンの毀損への対応や、顧客との非対面の取組、テレワークの取組を図りたい事業者であること
これ以外の取組ですと、一般型(100~150万円)になります
要件3 全額がコロナ型対応の費用であるか、残りの経費が販路拡大・業務効率化に取り組む費用(補助対象経費)であること
これに該当しないと、そもそもの小規模事業者持続化補助金の対象外です、
要件4 消毒、マスク購入、清掃などコロナ対策を行いたい
これに該当しないと、200万円の途は絶たれます(100万円~150万円)
要件5 スポーツジム、バー、カラオケなどの5つの特例業種である
特例業種とは、具体的には下記5業種
・屋内運動施設:屋内に運動器具が備えられており、指定するガイドラインに該
当すると考えられる施設
・バー:風営法第 2 条第 1 項第 2 号、3 号若しくは第 11 項に該当し営業許可を取得し、又は風営法深夜酒類提供飲食店営業の届出を行っており、指定するガイドラインに該当すると考えられる施設
・カラオケ:個室にカラオケ設備があり、指定するガイドラインに該当すると考
えられる施設
・ライブハウス:音響設備が備えられており、指定するガイドラインに該当する
と考えられる施設
・接待を伴う飲食店:風営法第 2 条第 1 項第 1 号に該当し営業許可を取得して
おり、指定するガイドラインに該当すると考えられる施設
これに該当しないと200万円の途は絶たれます(100万円~150万円)
A・サプライチェーン毀損対応への取組だと
上限 100 万円(2/3 補助)
+事業再開枠(上限 50 万円・定額)
+特定業種枠(上限 50 万円)
合計 200 万円
B・非対面型ビジネスへの転換、C・テレワーク環境の整備への取組だと
上限 100 万円(3/4補助)
+事業再開枠(上限 50 万円・定額)
+特定業種枠(上限 50 万円)
合計 200 万円
Aのサプライチェーン毀損対応と何が違うかと言えば、100万円部分の補助率が異なります、Aは2/3、一方のB(C)は3/4、最大100万円を取得に動いた場合、Aでは50万円分の自己負担が必要、一方のB(C)の場合は33万円となります、
まとめ
通常枠 | 事業再開枠 | 特定業種枠 | 合計補助金 | 最低自己資金額 | |
A・サプライチェーン毀損対応 | 100万円 | 50万円 | 50万円 | 200万円 | 250万円 |
B・非対面型ビジネスへの転換、 C・テレワーク環境の整備 | 100万円 | 50万円 | 50万円 | 200万円 | 233万円 |
あとがき
個人的には、今回(第5次募集)は特例業種以外は厳しめの採択となるような予想をします、逆に言えば、この特例5業種は、最終ともアナウンスされている中での特例業種であり、キッチリと書けばほぼ取得できると思っています、
ジム、バー、カラオケ、ライブハウス、キャバクラ等の事業者の方はチャンスです、
記載に当たってはこちらをご参考に、
ご不明な点などあればご連絡下さい、初回相談無料で承ります、